スキルアップ!消化器内科で働く看護師の資格についての具体例

消化器内科で働く看護師で、「もっと深く専門的なことを勉強したい」「やりがいをかんじたい」と思う人も多いと思います。
消化器内科の看護婦として、スキルアップするためにはどのような資格を取得するといいでしょうか。

まずは、消化器内視鏡技師です。内視鏡検査では、苦痛を伴うことが多く患者さんへの精神的な負担も多い検査になります。患者さんへの精神的サポートが必要です。
消化器内視鏡技師は、豊富な知識をもとに検査がスムーズに終わるよう介助を行います。消化器内視鏡技師は、内視鏡検査に関わる前処置から、内視鏡の洗浄や消毒、検査や治療時介助などをしないといけません。
資格取得には認定試験に合格する必要があります。ほかにも、栄養管理のスペシャリストで、医師や看護師、歯科医師や栄養士、薬剤師などで作られた栄養サポートチーム(NST)の一人として活躍できる、栄養サポートチーム専門療法士(NST専門療法士)の資格もあります。

また、消化器内科の患者さんは口腔内のトラブルが多いため、適切なケア指導が行える日本口腔ケア学会認定資格も、今後さらなる需要が期待できます。
そして口腔トラブルだけではなく、絶食をしている患者さんは嚥下機能の低下があり食事中むせることが多いです。肺炎等のリスク回避のためにも嚥下リハビリなどを行う日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士という資格があります。
このように、消化器内科の疾患も、治療対象なる臓器も多いので、多くの知識やスキルが必要です。また、これらの資格を取ることは、患者さんにとっても大きな安心感に繋がっていきます。